BandH Gallery

Escape on the Edge

まずは、やってみる。

そもそも、わたしがダークアートが好きで、ダークアートの作家に混ざったLAのグループショーで販売もできたので、ダークアート寄りのギャラリーをと思っていたが、募集してみたら、そんなに簡単な事でも無かった。
と言うよりも、むしろ全くダークアートな作家は来なかった。
確かに、わたしも10年くらいは活動しているが、国内でダークアートな作家に会った事は数える程しかない。

もちろん、ギャラリーを始める上で一番大事なのは始まるという事だ。
始めると言う以外の事にこだわっていては、始めれないかもしれない。かといって、作家を足で発掘するほどの暇も無い。
無理をしない中で、出会った者となら、無理の無い付き合いができそうだ。

結局、集まったメンバーは、作品と言う事もあるけれど、一番は人間かもしれない。
合う合わないという事ではない。何か一つ、わたしの勝手な判断で、魅力のようなものがあって、BandH Galleryに賛同してくれる作家、と言う事だ。
作品で断った作家も居るには居たが、一応ローブローと言ってあったので、そんなに的外れな作家からの応募は無かった。
もちろん、断られた作家も居た。
まぁ、魅力が無かったのだろう。
それはそうだ。魅力など、まだあるわけが無い。

真面目に取り組んでいる作家、楽しんで制作している作家、苦しんで制作している作家、困っている作家・・・。
わたしにも色々な面がある。その日によっても、多少昨日とは違ったものの見方をする事もあるだろう。だってニンゲンダモノ。
恐らくBLOGも一貫性が無いときもあるかも知れない。
だから余計に、色んな想いを持った作家を入れたかったと言うこともある。
現状、どのように制作に取り組んでいるかはそれぞれで違っていても、現状を変えたい、今の状況から脱したいと思っているのは、皆、同じだ。
その程度の共有意識があれば、何とかなると思っている。
まぁ、何ともならなくても良い。
ただ、やってみるだけだ。

しかし、そもそもやってみてダメなら始めなくても良かったところに、これだけのメンバーが集まった事には、少々驚いている。
特に気負った事も無く、気合を入れてるでもなく、流れのままに集めてみたのだが、次の段階を考えなければならないようだ。
ちょっとしたDIYの作業が待っている。

とにかく、次の段階をやってみて、その後のことは、それから考える。

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