BandH Gallery

Escape on the Edge

当たり前の感覚で

早くも7月。
サイトを立ち上げて2ヶ月くらいになるか。すっかり暑くもなった。
メンバーは、何人か集まっては来ている。
最弱とは言え、ノンキャリアでスタートとは言え、始めてくるとわかる事もある。
ギャラリーも色々なら、作家も色々と言う事だ。

さて、そんな問い合わせの中に、「一般公募をしている珍しいギャラリーがあったので・・・・」と書かれた作家が居た。
そうなのかと思って調べてみたが、ギャラリーが取り扱い作家を募集してる事は確かに少ないようだ。
以前、何かの雑誌で読んだ事があるが、現所属作家の紹介で入れる・・・と言うのがほんとなのかどうかはわからないが、当たり前の感覚から言えばおかしい。
まぁ、企業もブラックがあれば社員がブラックと言う事もある。
ギャラリーがブラックなところもあれば作家もブラックな者はいるのだろう。
以前、岩波書店が募集要件の中に「縁故採用」を謳った事があった。
ようは、ブラック社員が多い中で、コネで入ってくる方が信用ができる。とか、どうしても採用に進みたい学生は、必死でコネを作って来るだろうから、そのくらいコミュニケーション能力が高い人間が欲しいとか、そういった意味があるのだろうと考えれば、それも悪くないのかも知れないが。

人間なんて、コミュニケーション能力か、事務処理能力か、クリエイティブ力のどれで勝負するかと言う事だろうから、コミュニケーション力が欲しい企業には良いのかも知れないが、ギャラリーとしてはクリエイティブ力を見たい。
人間、いくつもの能力を持ち合わせる事は難しい。だから1つの事に秀でると、あとはおろそかになり易い。だからゼネラリストになるのは難しいのだ。
作家は、多くはクリエイティブ力に秀でている。よってコミュニケーション力の低い者が多い。
企画ギャラリーも色々だが、たまにギャラリー巡りをすると、何のどこが良いのか判らない作品がある。もちろん、価値観は多用だからどうでも良いのだが、私の中ではこの手の作家はコミュニケーション力が高いか、運が良いのだと思っている。

実際、作品はイマイチでも、コミュニケーション力のある作家は、色んな場所で作品を見るし、色んな場所に出没する。
しかし、実際売れていたり、大きな仕事をする作家は、作品が良い。好きか嫌いかは別としても、巧さがある。
こういう作家はコミュニケーション力も備わってる羨ましい作家か、あるいは運があるのだろうと、最近は思っている。

普通の企業では、どのように仲間入りするのか、その方法が、通常はWEBサイトに記載されている。
もちろん、ヘッドハンティングやスカウトだってある。
外から入ってくる者に対してオープンになっているのが普通だ。

アート界はその点では普通ではない。
価格も、通常は新製品でもコストを抑え、利率を押さえ、ギリギリのところから売りに出る。
それが受け入れられ、売れれば売れるほど、商品は安くなる。
作品は、なんの根拠があると言うのか、最初からノンキャリアでも、それなりの価格の作家が日本には多いように見える。
そして、売れれば売れるほど高くなる。それは、世界中同じのようだが。

BandH Galleryは当たり前にやっていく。
仲間になりたければどうぞ。規定に沿って応募できるようにしてある。
もちろん、応募したところで、仲間入りとは限らないが、今はまだ、入り易い。

藤津恵

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