中心の若者は飢えていない。
作家募集の案内をホルベインアーティストナビに掲載して10日ほど経った。
Googleアナリティクスの結果も、統計情報(Jetpack)も、サーバ側のアクセスログも、全て結果が一致しないので何ともだが、アナリティクスの結果を見ると、アクセスの多くは都内からだ。
だけれど、都内からの応募はほとんどない。
中心に近いほど、チャンスにも恵まれているという事なのか、中心に近いほど、ベンチャー魂が無くて保守的になっているのかは判らない。
確かに、私も若いときを思い出せば、何だか得体の知れない新規のギャラリーにヘタに取り扱われない方が良いなどと思っていたので、気持ちはわからないではない。
自分が天才かどうかは、二十歳も過ぎれば薄々気が付いているはずだ。
まぁ、自分は天才だと思い込んでいるものが、ここには多い気もするが、私などは、天才ではないとわかっている。
だったら、万歳がいい。天才でなくともいい、小さな勝負でもいいので、勝ち星を増やして万歳をしたい。楽しく万歳をしたい。楽しくなければ、意味は無い。と言うか、苦しんでやるものでもない。
今のところ、日本からの問い合わせの多くが地方からで、それも末端からが多い。しかも若いのは少ない。
辺境からしか革新は現れないのは時代が証明している事を考えれば、多少は勇気が湧く。
とは言え、地元の作家が居ないと言うのは少し寂しい気もする。
まぁ、寂しさの尺度で動いては、ろくな事にもならないだろうから、居ないのであれば居なくても構わない。
とにかく、目標を立てて、タスクに落とし込んで、あとは演算能力だけを使って処理をする。
なるべく余計なストレスは排除したいと考えている。
作家の応募をしてくる前に、質問がいくつか来た。
素材についてや、ローブローアート・ダークアートの表現についてで、自分がそれに当てはまるのかどうか・・・と言う事だが、素材は何も書いていないのだから、何でも良いのだ。表現も、全然違ってても別に構わない。自分がそうだと思うなら応募してくれば良い。
頭を使って、情熱を使って、屁理屈を使って、何でも良い、捻じ込んでくるくらいの勢いがあれば、こちらの気持ちが動くという事もある。
まぁ、ビビッているのか、相手にされていないだけなのかはわからないが、立ち上がってしまえば、取り扱いのハードルは上がるはずだ。
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