BandH Gallery

Escape on the Edge

外国そこそこ、日本少々

公募サイトに案内を載せて数日。
日本語の公募サイトで、日本語表記なのに、外国からの応募がそこそこ来ている。
アメリカやら、ハンガリーや、ドイツ、あと・・・・インド。
公募サイトから来たというよりは、検索で来たのかも知れないが、Google検索で来た場合には、検索キーワードがアクセス解析にも残らないので、どうやって来たのか良くわからない。
しかし、検索キーワードが残らないのは、プライバシーに配慮しての事のようだが、ここまで個人の細かい事柄が優先されるというのも、息苦しい。

さて、日本からの応募はというと、少ない。
両手には足らない程度だ。
なかなか良い作品で、自信満々で、尖がっている若者を見ていると、興味はあるし、どうにか化けるかも知れないとも思うのだが、付き合っていくのが大変そうだ。私は既に取り扱いギャラリーがある。BandH Galleryは実験的な遊びのようなものだ。変なストレスは抱えたくないし、スターを輩出する事を目標にしている訳ではない。インディージョーンズというよりはグーニーズでありたい。まぁハリーポッターというよりはウィローでもいい。

困ったのは尖った若者を除くと、作風がえらく古くなっていく。
ローブローやダークアートではなくなっていく。
しかし、中にはローブローやダークアートで取り上げそうなモチーフを古臭く描いてるものもあって、どうしてもビジュアルが古めかしいのでパッと見の新鮮さは無いのだが、よくよく見るとジワジワくるものもあって、どうしたものか悩んでいる。

更に困ったのは外国からのメールだ。
まず、訳す。機械翻訳に通すが、ステートメントなどはゴリゴリの英語だから、変な訳になって出てくる。
何とか紐解いたところで、返信も楽ではない。滞っている。
作品としては、作家としては、外国のものも入れると面白いとは思うが、これはコミュニケーションでえらくストレスが掛かりそうだ。
これまたどうしたものか悩むところだ。

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